メールアーカイブサービス

メールアーカイブサービスは、 送受信した全ての電子メール情報を複製保存(アーカイブ)し、必要時には検索・抽出・閲覧など社内メールを一括管理することができるサービスです。

メールアーカイブサービスの関係図

電子メールが情報伝達手段として重要性が高まるにつれ、企業内部から送信される企業・個人情報の漏えい防止、内部統制を目的としたデータの長期保存、メールデータバックアップ対策など、全社規模でメールデータを一元管理できるような仕組み(メールアーカイブ)に注目が集まっています。
しかしながら「メールアーカイブ」の導入は、初期コストだけではなく運用コスト面に於いても企業に大きな負担となっています。
当社では初期・運用面をASPサービスとして、企業が導入しやすい価格にてホスティングサービスの提供致しております。1月間のサービス体験(無料)がご利用頂けます。

利用料金

項目 内容 年間
アーカイブ基本ディスク 10GB 4,800元
初期設定費 – – – 1,500元
追加容量 10GB 3,800元
外部ストレージ※ 20GB 2,800元

※外部ストレージは長期保存用(必要時には当社ヘ連絡後、抽出・閲覧がご利用頂けます)。

検索条件

  • 差出人(From),あて先(To),同報者アドレス(Cc)
  • メールの日時(Date&Time)
  • 表題(Subject)
  • 添付ファイル名
  • 検索管理者:メールアーカイブ専用ログインID/パスワード提供
  • 閲覧要求:閲覧要求毎に「閲覧用I/D」を要求者アドレスヘメールにて通知

※お客様の利用目的により対応の仕組みが調整出来ます。

メールアーカイブサービスの導入効果

情報漏洩対策

送受信されるすべてのメールを保存して一括管理するため、メールによる不正な情報の持ち出しを防ぐことができます。

「証拠として信頼性の高いメール」の確保

万一事故が発生した際にもアーカイブデータの検索により追跡調査が可能となります。またアーカイブサーバ内に保存されたメールは改ざんされる余地がないため、信頼性の高い証拠となります。

業務効率の向上(私用メールの防止)

すべての送受信メールがアーカイブされていることを社内に周知することで私用メールの抑止効果が発揮されます。私用メールの削減により業務効率の向上が期待できます。

内部統制対策(J-SOX法)

J-SOX法は各企業に対して次のような要件を求めています。

  • 利用ポリシー(ユーザーごとの利用サービス制限など)
  • 監査(送信メールを主とした内容のチェックなど)
  • アーカイブ(指定された期間の全送受信メールの保存・検索・閲覧など)
  • フォレンジック(履歴の保存とレポーティング)

これに対してA.T.Works/Shanghaiのメールアーカイブサービスは、企業内の全送受信メールの保存や指定した期間内におけるメールの検索・閲覧が可能ですので、J-SOX法への有効な対応手段となります。

バックアップ

メールサーバー、もしくはクライアントPCに保存しているメールデータが支障をきたした際にアーカイブサーバからデータ復旧していただけます。

ビジネスの継続性確保

クライアントPCの破損、盗難の際にも、アーカイブされたメールデータを復元することでメールのやり取りは再開可能となります。

導入事例

Case.01

離職者が、利用していたパソコン内メール「過去の資料」を削除した為、新任者への引継ぎが出来ないケースが頻発した。

Case.02

管理者・幹部利用パソコンのHDD毀損によるメール添付「財務諸表」を含む「重要書類」損失。

Case.03

不正取引発覚した当事者パソコンの証拠(メール)の削除の為、通常の退職金を支払った。 訴訟断念、逆に不当解雇で訴えられた。

Case.04

長期未収の顧客から、未払い理由として1年前の「見積価格」と異なる「価格」である旨支払いを拒否されている。「価格変更」通知メールが見つからない。